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バーバー吉野

このところ書くことがない。
特に新しいことがないので無理に更新することもないか、と思うとほんとに何も更新しないので、書くことがないなあ、という更新でもしよう。…と思ったらあったあった、こんなことがありました。

この前姪がたまたま来ているときに、ハードディスクに撮ってあった映画を見たのね。
「バーバー吉野」
あまり面白そうなタイトルではないんだが、同じ監督の「かもめ食堂」がほんのり面白かったので、嫁が撮っておいたのだ。「ダイハード4.0」よりは家族で見るのにはこっちだろうと、再生をはじめたらびっくり仰天した。
どこかで見たような原風景、山にかかる雲の向こうに子供たちが映る。この町ではみんな同じ髪型をしている。という髪型が、教祖が子供のころにしていた髪形そのもので最初に笑わされた。昔ってみんなこの頭してたんだよ。同じ床屋で切ってたから、という会話をしたら、同じような会話が映画で再生される。
みな同じ床屋で刈っているという。
その床屋が画面に映ったのだが、どこかで見たようなどころではなく、まさにここで切った、という床屋である。悪い夢を見てるんじゃないかと思ったくらい、同じつくりなのだ。
「うわあ ここって似てるなあ。東京軒…だっけ?」「似てんねえ」と姪。たまたま同郷がいたから話が進む。
姪は下田南高校出身である。
そのとき子供が走ってくるシーンでカメラが風景を写しだした。
後ろに移っているのは懐かしい蓮台寺の道。遠くに母校の下田北高校が見える。
うわあ、やっぱりそうだ! なんとロケが行われた床屋がオレの子供のころに同じ髪型にされていた東京軒(バーバー吉野と映画ではいう)だったのだ。
いや、東京とか、地方都市だったらロケが来ることも珍しくないだろうが、あのひなびた温泉街に映画のロケが来たということは、それはもうびっくりするほどレアな出来事なんである。
たまたま再生した日に姪がいた。というのがまたすごい。今思っても夢だったんじゃないかと思うほどの偶然だ。
映画自体は、日本版スタンドバイミーで、なかなか面白い映画なのだが、もうそれどころじゃなく、ここはどこだ。この場所は西伊豆だ、出たー下田ー! などと別の遊びで盛り上がりました。
それにしてもどうしてこの監督は、あの床屋を選んだんだろう。あの床屋が決まってから「吉野刈り」(いわゆるぼっちゃん刈り)の髪型を決めたんだろうか。今度オレの吉野刈りのころの写真をアップしようかな。

コメント (3)

ふりふり:

すごくいい話じゃないですかw
読んでて興奮しました。

ふ〜みん:

南伊豆人です。

最近は映画やテレビのロケが下田近辺に来るというのはよくあるようですよ。映画だとサイドカーに犬とか、今やってる大河ドラマの第一話の一部分も下田ロケでした。
ちなみに、バーバー吉野は地味な映画の割にDVDになった当初は下田のTSUTAYAでもよく借りられてました。

そういえば、教祖様の母校の下田北高校も南高校と合併して今年の4月から下田高校になりましたよ。

Fantasy:

実家が東京軒から歩いて数分のところにあります。

私が子供のころは東京軒のまわりに駄菓子屋がたくさんありましたけど、今は一菊菓子店だけになってしまって悲しい限りです。
(S54年生まれです。教祖様の親戚と同級生です)

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2008年04月09日 15:57に投稿されたエントリーのページです。

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