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夕飯に三品追加

木曜は息子のサッカー、娘の英語、が重なり夕飯が8時を超える。
腹ペコで待っていると、いろいろおかずを買ってきた。それがまた種類がたくさん。
とんかつにてんぷらにかぼちゃの煮つけ、煮豆、野菜の煮物。テーブルにところ狭しと並ぶ。
なんでこんなに買ってきたんだ? と聞くと、いろいろサービスされたのよ、と嫁。
てんぷらとかぼちゃと豆は、もらい物だという。こんなに気前よくくれる店があるんだー。

とんかつは大きいので3枚だけ買ったというので、それを4人分に切り分ける。切りながらふと思う。
あれ。お前子供二人引き連れて、3枚のとんかつ買ったの?
そうよ、と嫁。
嫁の格好を見ると、どこで買ったのかわからない変わった柄のジャンパーに、ばさばさの髪。子供も貧相な格好で、息子はこの寒いのにサッカーのユニフォーム1枚だ。
そのジャンパーはひどくねえ? これねえ、この格好でこの前シンガポールから成田へついたんだけど、私一人だけ英語で話しかけられたんだよねー。そういう柄、というかみすぼらしいといってしまったほうが簡単に説明できるジャンパーである。
お父さんにおかずを買って帰るって話した? 
いいやぜんぜん。
わかった! お前たち3人家族に見えたんだ。それがとんかつを買って帰るんだよ、夜の8時に。
きっと一月に一度のご馳走の日なんだ。
あああ! 
嫁がはっと気づき手を叩きながら言う。言おうとしたが、その前に左胸を抑えてからだをかがめる。まだあばら骨はくっついていないのだが、時々集中すると忘れてしまい、痛さにもんどりうつのだ。
息を整えつつ興奮したように話す。
「最初ヒレカツにしようとして、やっぱりロースにしてって言ったわ。それでロースに値段がなかったんだけど、高くないですよね、って聞いちゃったのよ。あれだ、あれよ」

やっぱりだ、気の毒な家族に見えたので、おばちゃんものすごくサービスしてくれたに違いない。女手ひとつで育てているサッカー少年がすくすく育ちますように!
じゃあこの豆は…、と娘が豆をほうばりながら中を見つめる。
「あ、おいしい」
薄甘でなかなか美味である。
うーむ、これは「女手ひとつ豆」だ。とオレ。
「女手ひとつ豆」
嫁が左胸を抑えて笑いをこらえる。笑うのが一番こたえるらしい。
息子がいきなり「オンデマンド」という。嫁が体をよじって左胸をさする。
昨日やってきたケーブルテレビの新しいデジタルの機械を見ていたので、その音が耳に残っていたらしい。おんでまんど、おんなでひとつまめ。
まあ、似てなくもなし。
今月は買い物をバリバリしてしまって、どんなプチブルじゃい、と思っていたのだが、はたから見るとそういう風に見えるんである。
嫁は恥ずかしくてその店に行くことはないんだろうなと思う。
この豆うまいのに。

コメント (2)

nac:

女手ひとつ豆w
どれほどのジャンバーか見てみたいです。

それはそうと今日は「Wii」の発売日ですね。
教祖が以前のブログで絶賛していたのを参考に
迷うことなく購入しました。
いやー買って良かったです。ありがとうございます。

教祖の感想を楽しみにしております。

yyy:

そんなジャンパーを着て次世代機を買いにいったら、
某国の「買い占め隊」と思われるのがオチではないかとw
窮状を見かねて(たぶん)いろいろ持たせてくれるお店なんて、
いまどきいい話じゃないですか、ねえ。

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2006年12月01日 04:36に投稿されたエントリーのページです。

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