終わりも見えてきた仕事の合間をみて、ちょっと睡眠。
ぐったりと寝転んだベッドで目覚めて、驚いた。正確には目覚めた瞬間ではなく、数秒してからわかったことだが。
左手にまったく感覚がない。
起きようとして右手しか動かないことに最初気づかなかった。
なにか冷たいものがベッドにある。と思ったら、自分の左腕ではないか。
ええ!? と左手全体を触ってみると氷のように冷たく、触られている感覚がない。なんたることか!
体を反転して無理やり上半身を起こし、右手で左手をマッサージ。あ、わかる。触られていることがおぼろげにわかる。
左手の指先を動かそうとしてみる。ピクリと動いた。
動く動く。どうもわきの下で血が止まってしまっているように感じたので、右手で棒のような左腕を持って、ワンツーワンツー。
ごごごごっと音を感じた。血が流れ始めた。確かに流れ始めた。腕が今度は熱くなる。
感覚がゆっくり戻ってきた。よかったー。いったい何が起こったのか。何が起こったのかいまだなぞであるが、脳みそではないようでほっとした。
教祖の親父は、何度も書いているが、3年前脳卒中で倒れて、意識不明のまま植物状態である。脳みその血管が弱くても不思議ではない。
おとといから顔の左側がちょっとぴりぴりしていて、左側だけ頭痛がしていた。脳ではないとは言い切れないので、水をゆっくりたくさん飲んだ。切れちまったらしょうがない。切れてないことを祈るしかなし。
仕事がずっと続いていて、睡眠のリズムも壊れて、ストレスがとてつもなくかかっていたのがいけない。それは間違いない。今日は仕事を休んで一日のんびりしよう。単行本など一月遅れたところでたいしたことはない。命あってのものだねである。
そう決めてゆっくりトイレに入っていたら、盛岡から電話。
盛岡の電話は、風呂かトイレのときに鳴る。
そういうことなので、今日は休むよ。というと顔色が(電話なのにわかったが)豹変して、とととと、とんでもないです、みそさん。仕事はしないと。と言う。まったく単行本一冊が延びようが原稿が落ちようが、健康ほど大事なものはない。ということがまだ健康な30歳にはわからないようだ。
飄々と、できないものはできないんで、寝る。と切る。
4時間ほど寝ると、かなりいい感じになってきたので、ちょっとだけ仕事をしてみた。日本人だなあと思いながら、するすると色塗り。あともう少しなので、やっちまうか。やっちまってのんびり寝たほうが睡眠も深かろう。と、さっきまで11時間ぶっとおしで作業。これがいかんのだが、終わりました。
「銭」4巻アップ。おめでとうございました。死ぬかと思ったよ。
発売は来月25日です。ついでに1巻から3巻までがドドンと増刷されるそうなんで、まだ持っていない信者は買うがよいでしょう。
で、まだテニス本の表紙が残ってますが。これは週明けにお願いします。明日は子供の運動会もあります。大丈夫かよほんと。
コメント (14)
おそらく左手が動かなくなったのは橈骨神経麻痺だと思います。Saturday Night Palsyという別名もあります。腕枕等を長い時間し続けることで腕を走る橈骨神経が長時間圧迫され、一時的に麻痺してしまうものです。
下垂手といって、手首が下にだらんと垂れ下がってしまい、動かせなくなってしまうのが特徴的な症状です。
今回のように数秒という単位で回復することもあれば、回復まで数ヶ月かかってしまうこともあります。そのときは病院へ。メチコバールというビタミン剤を飲みつつ経過を観察することしかできないんですがね。
投稿者: peter | 2006年05月27日 01:52
日時: 2006年05月27日 01:52
お仕事お疲れ様です!
起きた時にどちらかの腕が痺れて感覚がないこと、極稀に私もあります。片方を下にして長いこと寝たからかなぁ?と思いましたがどうでしょう。
投稿者: 営業の人 | 2006年05月27日 02:09
日時: 2006年05月27日 02:09
>橈骨神経麻痺
の「橈骨」はなんと読むのか、お教え願えないでしょうか。「僥倖(ぎょうこう)」から類推して、「ぎょうこつ」と読んでいるのですが、専門用語のようですし、正しい「読み」を知りたいので、よろしくお願いします。
投稿者: シロクマ | 2006年05月27日 09:37
日時: 2006年05月27日 09:37
「橈骨」とうこつ。
同じ疑問を昔思いましたわ。
ぎょうこつってなんぞやと。パンダの親指を読んだときだったかな。
変な格好で寝てはいなかったんですが、直前で寝返りをうったのかもしれないですな。
教祖は数分で治って良かったですが、下手をすると1ヶ月も左手がしびれるわけですか。考えると怖いなあ。仕事を休んでも保険が出ない商売だから、気をつけないとなあ。
投稿者: 教祖 | 2006年05月27日 10:12
日時: 2006年05月27日 10:12
>「橈骨」とうこつ
お答えいただき、ありがとうございます。
投稿者: シロクマ | 2006年05月27日 13:19
日時: 2006年05月27日 13:19
血流阻害のイメージが強いけどなあ。
投稿者: 救急医 | 2006年05月27日 18:42
日時: 2006年05月27日 18:42
自宅エコノミークラス症候群?
投稿者: トロ〜ロ | 2006年05月27日 22:22
日時: 2006年05月27日 22:22
ああ僕、それ しょっちゅうなるんです。
何ですかトウコツナンチャラ病て。おそろしい。
僕の実感からすると救急医さんのおっしゃる、血流阻害って感じだな、と思っていました。
痺れてない方の腕で 手首をもってですね、無理矢理に屈伸(?)運動させるんですよ。井戸水ギコギコ汲むかんじで。
毎回1、2分で回復しますが…1ヶ月て…おそろしい。
教祖様は血流が戻った時の痺れ(脚の痺れと同じ感じ)はありませんでしたか?
投稿者: コーン | 2006年05月28日 01:36
日時: 2006年05月28日 01:36
あ、昨日の朝麻痺して、夜寝る前だったかな。ちょっと痛みあったよ、筋肉痛に似てる感じの。
これは意外と残るんだなと思いました。酒飲んでたからわかりにくかったけど。
今までこういう麻痺は一度もなかったし、隣に美女も寝ていなかったのに、「土曜の夜の麻痺」といわれるのも尺でありますね。
癪だよ(笑)
結論は健康が一番。尺は8番と。
投稿者: 教祖 | 2006年05月28日 02:43
日時: 2006年05月28日 02:43
はじめまして!某所よりたどり着きました〜!
左手…職業病っすか?あ、それは右手か…
どちらにしても、お大事に。
健康に勝る大事無し。安全第一っすね(違うか?)
ミソさんの漫画は、ファミ通時代からのファンです。
アンタッチャブルのネタで、将来のゲーセンを読んだとき、マルチスクリーンのスペースハリアーでゲロした部分、友人と爆笑してました。
それが、今、実現してもおかしくない時代になったな〜としみじみ感じています。
投稿者: おとのちゃま | 2006年05月28日 07:39
日時: 2006年05月28日 07:39
え?この症状ってなった時は「しめた♪」とばかりにあることに利用したりしませんでした?
健康な男子だけだろうけど(笑)
シモに走ってしまいスミマセン
投稿者: 鈴木コイツ | 2006年05月28日 12:31
日時: 2006年05月28日 12:31
つい数日前、同じような症状になりました。
朝目が覚めたら布団の乱れも無く(故に寝返りも打っていないと思われ)、腕枕をした形跡も無い。
でも腕が痺れて感覚が全く無い。
暫くすると治ったけど。
なんだったんだろ、あれ。
『橈骨神経麻痺』って、腕枕しなくてもなっちゃうもの?
あ、なんかお悩み相談っぽくなっちゃったのでスルーしてください。
とりあえずこんな事もあるよ、という事でw
投稿者: 大佐 | 2006年05月29日 12:28
日時: 2006年05月29日 12:28
私もつい先日、右腕が同様の症状になりました。
不自然な姿勢で寝ていた様子もなく、不思議に思っています。
なお、私の場合その日から3〜4日ほど、右手の小指と薬指に強いしびれが残りました。さすがに心配になり症状で検索をかけたところ、肘にある神経が通るパイプ(ぶつけるとじ〜んと来るあそこ)が圧迫されたり引き伸ばされたりすることで起きる症状である事がわかりました。
幸い、安静にしているだけで回復しましたが、原因と具合によっては手術の必要があるそうです。
投稿者: 宮崎 | 2006年06月03日 08:10
日時: 2006年06月03日 08:10
宮崎さんの言っているのは「尺骨神経」の症状ですね。この神経は肘の表層を通っているため、肘をぶつけたときジーンとするのはこの神経が刺激を受けたからです。
尺骨神経は肘の狭いところを通っているため、ここが狭くなるといろいろな症状が出てきます。俗に言う肘部管症候群というやつです。基本は注射が第一選択になりますが、時に手術が必要になります。
ちなみに尺骨神経がやられると、手は一般的に鷲手と呼ばれる形をとります。手が鷲の爪のような形で固定されてしまうものです。
投稿者: peter | 2006年06月05日 01:05
日時: 2006年06月05日 01:05