漫画家誕生、という本が贈られてきた。
帯にはこうある。
「なぜ、いつ、どうやって漫画家になったのか。日本全国、カメラ片手に訊いて回った、前代未聞169人のインタビュー集! この中に、明日のあなたがいるかもしれない。」
明日のあなたがいるのかどうかはわからないが、昨日の教祖はいる。
このインタビューを受けたのは引越ししたばかりの頃なので、4〜5年前である。著者の中野渡さんとは初対面だったが、名前になにか引っかかりがある、というヨメの記憶をたぐったら、ライター時代のヨメとなにか仕事で一緒になったことがあったらしい。そんな関係である。どんな関係なんだ。
そのときの取材は信濃毎日新聞の日曜版の記事であったが、それがこのたび一冊の本として出版されたということでめでたい限りであります。
新聞がすごいなあ、と感じるのは読者の幅の広さである。
日曜会というところで教祖は時々テニスをしているのだが、そのメンバーが、仕事で数年地方に飛ばされていて、久しぶりに戻ってきたときに「いやあ、みそさん新聞出てましたねえ」と言う。オレの漫画など絶対に読むことのないキャラだが、新聞記事は忘れないのだ。
そのときすでに記事が出てから2〜3年経過しているのだが、新聞で一ページぶち抜きで載ると、相当なインパクトがあるらしい。
インタビューはものすごく多くやったのが、毎回聞くほうの立場であり、聞かれることというのはめったにない。相手の聞きたいことに答えられていなかった、ということも本を通して読んで気づいたり、いろいろと考えさせられる一冊でありました。
「お話を作ることに執着がない」とあの頃(と言ってもほんの4年前)には思っていたんだ、というのが興味深いところ。今はお話作るのが一番面白いんだから人生は不思議ですね。
ほかの漫画家さんを見てみると、大御所はたっぷりいるわ、ビームの漫画家もかなりいるわ、知り合いもごろごろいるわ、このメンバーの中に入れてもらって光栄でした。
中野渡さんは写真がうまい。
飲んでるときにぱちぱち撮っていたと思うんだけど女性の作家がみな実物よりきれ…。ごほん。プロのカメラマンが撮るより美しく撮れているかもしれないと思いました。おおひなたごうくんはかなり酔っ払ってから写真を撮ったと思えるのが面白かった。
影響力の強い新聞、から出た単行本という話でしたが、忘れないうちに書いておきます。
NHKの新番組「マンガノゲンバ」で今度教祖の漫画取り上げてくれるそうです。
4月11日(火)後11:30〜0:00
アクセスは増えるのか、単行本は売れるのか。乞うご期待!
※ちなみに1999年、毎日新聞のお正月特集で5分の4ページぶち抜きで漫画を描いたことがあって、どのくらいのアクセス数があるだろう! とか盛り上がったことがありました。
当時3000人くらいだったかな、毎日。ふたを開けたら500も増えませんでした。
ファミ通をやめると描いた日には2万アクセスありました。
NHKBSはどうでしょう。
そういう予想をすると普通に見るより盛り上がりますね、そうでもないですか。
コメント (7)
NHKは受信料を(ry なので見ないことにしてます
残念。
時間帯も考えると、あんまり増えなさそうな気がしますがどうでしょう(ぉ
あと本では170人となっていますが、差の一人はご本人様なんでしょうか。
買って確認しますです。
投稿者: とおり | 2006年03月31日 08:27
日時: 2006年03月31日 08:27
BS-hiオンリーじゃほとんど影響でないでしょう・・・
かく言う私も見られません
投稿者: J | 2006年03月31日 20:59
日時: 2006年03月31日 20:59
NHKは地上波ですよね?ビデオセットオーンです。DVDレコーダーではありません。アナログは安いけど将来性がないし、デジタル対応は高いし・・・
投稿者: 営業の人 | 2006年03月31日 23:16
日時: 2006年03月31日 23:16
Jさんと同じく、ほとんど影響なし、に10メセタ。
BS-hiなんて見れる環境の人、少なくとも私の周りにはいません。
残念ながら私も見られません。
見た〜い!
せめてBS2でもやってくんないかな。
投稿者: きね男 | 2006年04月01日 00:04
日時: 2006年04月01日 00:04
BS2でも放送しますよ。
時間は火曜日の午後11:30〜0:00です。
投稿者: 万打無 | 2006年04月01日 00:29
日時: 2006年04月01日 00:29
おお!BS2でも放送されるんですか!
万打無様、情報ありがとうございます!
んじゃ、「ほとんど影響なし」じゃなくて「誤差程度アクセス数が増える」に10マッカ(笑)
投稿者: きね男 | 2006年04月01日 13:30
日時: 2006年04月01日 13:30
本、読みました。
他人からの評価が文章になり本になっていることは、おそらく「こそばゆい」思いをされたかと推測します。
ともあれ、なかなか高い評価だったと思います。
最近はストーリー漫画をかいているとの評価もあり、書きっぱなしでは無く、「その後」も見守っているようですね。
なかなか良心的な本でした。
投稿者: KOEI | 2006年04月08日 19:42
日時: 2006年04月08日 19:42